星城高等学校創立60周年記念事業 趣意書
名古屋石田学園星城高等学校創立60周年記念事業 趣意書
拝啓 同窓会会員の皆様には益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。平素は同窓会並びに母校の教育振興に格別のご支援・ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。お陰をもちまして、母校星城高等学校は、昭和37年の設置認可以来、校地・校舎の拡張を重ねて大きく発展し、来る令和4年には創立60周年の佳節を迎えます。その間、現在までに、国内はもとより世界の各界・各層で活躍するおよそ3万5千名の有為な人材を輩出して参りました。
星城高等学校には、現在も「彼我一体」「報謝の至誠」「文化の創造」「世界観の確立」という建学の精神が、職員はもとより、生徒や卒業生の一人ひとりに強く息づいています。このことは数ある私立学校でも稀有なことであり、我々卒業生の大きな誇りとするところです。母校が一貫して建学の精神を高揚し続けることができたのは、偏に第2代校長である現学園理事長石田正城先生の類まれな功績によるものです。
敷地面積約3万坪の広大な校地に3つの校舎と講堂、5つの運動場と3つの体育館を有する堂々たる教育環境に整備するとともに、文部科学省から研究指定を受けるまでに教育実績を積んできたことなど、本県になくてはならない高等学校に育てられたのも石田正城先生の偉烈です。
また、石田正城先生は私立学校のリーダーとして全私立学校の発展に寄与され、昨年には旭日中授章を受勲されました。
そこで、創立60周年の記念事業として石田正城先生の座像を作製し、そのご功績を顕彰するとともに永く留め、同窓生一同の感謝の気持ちを表したいと思います。
なお、座像作製に要する費用は篤志家からのご寄附と一部同窓会からの支出にて賄います。
つきましては、皆様には是非ご賛同いただきますようお願い申し上げます。
末筆になりましたが、皆様のご健勝と今後一層のご活躍をお祈り申し上げます。
敬具
令和3年11月吉日
(発起人)
名古屋石田学園星城高等学校同窓会
初代会長 岡田 民生
三代会長 徳倉 英成
四代会長 谷澤 幸次
五代会長 大竹 寛